8d740ae7.jpg


7/24の魔まマオンリーイベント、および委託業者各社様で『ミタキハラ白熱教室-これからの「契約」の話をしよう ・補講』を手に取っていただいた皆様、この度はご愛読いただきましてありがとうございます!
今回もライター班の尋常じゃない知識と考察、ウイットとユーモアで納得と笑いをお届けする本が出来たと思います!
自分も文字原稿貰うたびに笑いながら頷きました。いやー、関係者特権でイチ早くナマ原稿拝めんのは嬉しいね!

前回(前回記事)に引き続き自分の担当作業は表紙と挿絵で、やったことといえば前回ママなので特に「今回はココ担当が自分です!」みたいなことはないのですが、読書感想文と作業をしていての思い出なんかを後書きとして記したいと思います。

あとブログの記事タイトルが「ミタキハラ白熱学校ウラサイト」なんて書いちゃってますが、ウラサイトも何も大したこと書かないと思います。書籍名に文字らせたかっただけっす。
では、以下から↓
---------

前作の発行から間もない6月上旬頃に「補講としてなんか発行したいよねー」という話をしておりまして、小冊子な突発コピー本をどっかで発行しようか、なんていう話をしておりました。
それから7/24の魔まマオンリーイベントの出展がアレヨアレヨで決まり、1ヶ月ちょっとの期間でどんだけのページ書くのかなーっと思ったら、ライター班の様子がヘン。
「やっべー、書きたいこと書いてたら超長くなっちゃった、てへぺろ(・ω<)
とページ毎平均文字数1800文字&本文56ページの超ボリュームに!
うをおおい、小冊子! 突発コピー本! ボリューム多すぎんだろ!
当初の予定を遥かに凌駕した文章量でコピー本からオフセへと変更になりました。
その…、頑張りすぎじゃないですか…?


文章凄いなー、頑張ってるなー、と思ってたら清書の依頼を受けた図説のラフも想像を凌駕していました。
ポンチ絵0201
うっひょー、細っけー!!
これ全部可読性の高いサイズのフォントで写植するンすよね?!
自分やっちゃっていンすよね?! 絵と字のパズルしちゃいますよォォー??!
と、前作よりもサイズのシビアな状況にワクワクしながら作業をしておりました。

やっぱ図説の写植パズルは楽しいね。
アレコレ試行錯誤してピタっとハマったときの快感は忘れられない。
(試行錯誤してハマらなかった時の絶望感も凄まじいけど。。。)

一ヶ月あまりで超ボリュームの本を自費出版しちゃぞ、という漢気に惚れたので自分も出来うる努力を提供しようと制作に携わらせて頂きました。


-------


前作は「民法/刑法/憲法」の視点からでしたが、今回は「刑法(中でも銃刀法)」の視点から魔法少女たちの武装について考える一冊になっています。


「銃刀法を中心に一冊作るよ」という企画を聞いたときに、銃刀法かーフツーに生活する上ではあんましお世話にならんかなーと思っていました。

武器に囲まれずにフツーに生活している現状があまりにもフツーで、考えるに至らなかったのです。
逆に言うと「取り締まられているからこそ武器に囲まれずにフツーに生活している現状」があることにも本書でそのなりたちから気付かされました。

ん? そう考えると銃刀法って毎日知らずにお世話になってる法律なのか?
ビバ! 銃刀法! お世話になってます!

でも知らずのうちにというのがクセモノだとも言えましょう。
裏をかえせば「知らずのうちに銃刀を所持してアカン方の意味でお世話になる」こともあるって意味じゃないか?
フ○ック! 銃刀法! こっち来んな!

「銃刀」ってそもそも何なんでしょうね?
包丁もカッターも所持してるけど俺ヤバいんじゃね? 射的鉄砲も発砲したことあるけど前科持ちとか勘弁願いたいっすよ?
フツーの生活にも「銃刀」で溢れてるよ、法治国家ニッポン!

刃物も火薬も生活の必需品で「フツーの生活」に欠かせないアイテムです。
そんな「フツーの生活」をフツーの自分が送るために、フツーの他人に送ってもらうための、OKとNGの線引きがどこかを決める必要があり、また自分たちもまたそれを必要としてんじゃないか?
そうか、銃刀法は「フツーの自分」が「フツーの他人」と「フツーの生活」をするための法律か!

他人を傷つけないように、自分が傷つかないように、でも生活を便利にするアイテムも確保しておきたい、武器となりうる危険物とも上手く付き合うためにも知っておいて損はない法律、「フツーの自分」にこそ必要な法律だと原稿読んで思いました。


そんな自分たちの「フツーの生活」を文字通り必死の思いで日夜守り続ける魔法少女たち。
迫り来る人智を超えた魔女の魔手から己の身と隣人を守るためには、魔女を破壊するに至る武器が必要になるんですけどカッターナイフや射的鉄砲じゃ歯が立たないの目に見えてるじゃないですか。あれらを破壊するにはあれらを超える強力な武器が必要。
でも法治国家ニッポンで活動する「フツーの少女」な彼女たちは、やっぱまだ法の範疇内でしか行動できんのですよ。チャカやらダンビラちらつかせるJCを放っておく法治国家なんてある意味怖くて外歩けないじゃないですか。(さやかちゃんになら切り刻まれても構わないという自分みたいな特殊な性癖の人間はおいといて)

ここで銃刀法の知識が役に立つんです、魔法少女にとっても。
上に挙げたカッターナイフやら射的鉄砲は銃刀法では銃砲刀剣類にはあたらないんですけど、「魔法で創りだした刀剣っぽいモノやマスケット銃的なモノ」は法でどのように判断するか、というのが!


もー、読みながら笑ったり納得したりで忙しかったです。
驚愕の事実は是非とも本書で!



あと「モノヅクリと構造を知る」ことに楽しさを感じる自分は本書26ページの銃の成り立ちの図説は書いてて超楽しかったです。
6721d206.jpg

こんな図なんですけどね。
マミさんのマスケット銃って法的にどーなの? てか銃砲って基本的に何なの? というのを歴史や構造の視点から描いた図なんですけど、この図を描くことでいろんなことを知ることが出来ました。

火薬の爆発によって鉛の弾丸が発射される装置は「装薬銃砲」と呼ばれるんですが、銃がどうやって鉛のタマを飛ばすかを初めて知りました。
その基本の構造は14世紀から変わらずに現代においても、火薬を爆発させ弾丸を飛ばすというシステムで世界中で流通しているというのも驚きました。
そしてその14世紀に初登場した装薬銃砲のご先祖「手砲(ハンドカノン)」のあまりのダサさに二度驚きました。城攻めの大砲を歩兵に携行させた兵器って電話で聞いて「ハンドカノン…、ガンダムの追加武器みたいでなんか格好いい響きだぞ」と思って渡された資料のガッカリ感は今でも色褪せない。
他にも紙薬莢が湿気と保存の面で弱点になったので金属薬莢に進化した話なども聞いてて面白かったです。
いろんな人の知恵が集合して進化する過程を知るのは楽しい。


-------


養子縁組の義兄弟姉妹の関係でも結婚が可能、これであんさや夫婦説も濃厚に…とか、
法律の条文の「及び」と「並び」は言葉の意味がちょい違う…とか、
裁判官室でまどマギ談義をする裁判官がいる…とか、
本書の制作はいろんな知識が得られて本当に楽しいです。


今回もこちらの同人誌でたくさんの知識と経験と活動のご機会を与えてくださったライターのronnor様、patRIOT様に重ね重ね御礼を申し上げます。

なによりこの本を手にとっていただいた方々に、厚く御礼申し上げます。
見易いイラスト、分かり易い図説、などの感想をもっていただける方がいましたら、これ以上に幸いなことはございません。

この本に携わった方、皆様に感謝の意をお伝えしたいことをもって、不肖リクルトスツーの後書きとさせていただきます。




--------


あと、本書『ミタキハラ白熱教室-これからの「契約」の話をしよう ・補講』と前作『これからの「契約」の話をしよう~魔法少女が生き延びるための法学~』をおいてくださっているメロンブックス秋葉原店様にて、手前味噌なんですけど自分が作りましたPOPを置いていただけました。その節はありがとうございます。

228c87ea.jpg

b7f6fd5e.jpg


「手書きPOPを描いてちょ、ヨロ~☆」とライターさんから依頼があったんですが、最近アナログ描きしてなくて久々に紙へシャーペンで描いてみたら、自分でも殺したいくらいの出来になったのでいつもどおりデジタル描きかつデータ納品という形に。
あと超久々に墨汁のフタ開けたら墨汁が乾いてテッカテカになってた。