atogaki
先日の「桜高新入生歓迎会!!」にて宮本アキヨ合同本をお買い上げいただいた皆様!
Pixivの告知を見ていただいた皆様!

いやー、申し訳もないです!
いっぺんやってみたかったンすよ、釣り広告ってヤツを!

ちょうどこの話を持ちかけられたときね、ロックンロールで勃たなくなったロックバンドの甘々ポップスのPVや、ドキドキの魔法タイムどころかヒヤヒヤの惨殺タイムな魔女っ子アニメが放映されたりして、ミスリードを誘うような告知方法に興味があったんです。

楽しそうな告知に見えたでしょうか?
セリフと効果線変えるだけでずいぶん違って見えるもんですねー。
引っかかってくれた皆様に、平身低頭お詫び申し上げます。


というわけで、こちらの漫画のあとがき的言い訳を下記に記していこう思います。
アニメDVDのオーディオコメンタリー的な解説を予定しておりますので、本書をお持ちでない方は置いてけぼりの内容になると思いますのでご注意を。




2011年1月末、本書の主催者けんほう様より「4月末のけいおんのオンリーイベントで発行予定の宮本アキヨ合同本に参加しませんか」とお声をかけて貰いました。

ご参加される皆様のゴージャスメンツっぷりにたじろいだり、本業が繁忙期だったり、宮本アキヨというキャラクターでネタが思いつくのか不安だったりで、参加の決断期日までどうすべきかたっぷり考えようと思っておりました。
参加しませんかのご連絡をいただいて一時間後、自分しかやらなそうなネタが思いついたのでソッコーで「参加します!」と参加の意思を表明しました。

いざネーム描いてみたら、宮本アキヨのキャラクター性からハズレまくりーのかつ、宮本アキヨ本や言うてんのに野島&松本の面積の多いこと…。
いや、本当、こんなネームに校了してもらっちゃって、なんかスンマセンねえ。。。。
限られたページ内であれこれ詰みすぎて支離滅裂っちゃった感がサクレツですね。
自分の編集能力の限界でございました、本当、申し訳もございません。


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けいおん!!21話において宮本アキヨと野島ちか、松本美冬が個人撮影時に何かを話していたのではないかと思われるシーンから、こんな会話ならけいおんのメインストーリーから外れることなく矛盾もなさそうだろうという漫画を描こうと思いました。
そのメインストーリーから外れそうな矛盾を解消させるために、宮本アキヨというキャラクターに負担かけすぎて、結果的にイヤミなキャラクターになってしまったことをファンの方に深くお詫び申し上げます。


宮本アキヨというキャラクターがイッキに爆発したシーンといえば、やはり最終回での写真撮影を軽音部に求めるシーンでしょう。
そこに至るまでの道程、

・文化祭の軽音楽ライブに感動する

・声をかけたい、でもかけられない

・声をかけ、思いを伝える重要性に気付く

・けいおん最終回で「軽音部と写真を撮りたい」の意思を伝える

という、3段目赤文字の部分を描けそうな漫画にしたいと思いました。
21話は写真を撮ることと思いを伝える重要性に気付かせようなオイシいシチュエーション(クラスのお姉ちゃん的存在たる松本美冬もいることだし)だったので、自分が「写真を撮ることに思う雑感」も含めて漫画にしました。

普段はページ無制限のWEB漫画を描いていたので「のんびりしたスタート→7割くらい詰めたいこと詰める→駆け足の展開を2割くらい→全体ページ数の1割くらいを割いたオチのページ」に慣れきっていたため、のんびりしたスタートに詰めたい要素を詰めすぎて、読んでいただいた方にイマイチ不説明な状況を作ってしまったのではないかと思います。

まー、ページ無制限なら無制限で、詰めすぎてわけわからん漫画描くんですけどね。。。


他、やりたかったことはけいおん2期のようなモブキャラ同士の絡みです。
こういうやりたいことをじゃんじゃん詰めていくのが悪いクセですね。
お手持ちの「宮本アキヨ合同本-面白い人たちです」をお開きください。

パステル調の表紙、宮本アキヨがいろんな人と繋がり合う素敵なお話、眼鏡でポニーで可愛いアキヨのイラストレーション、クスっと笑えちゃうお話とレパートリーが豊かな本書で、全体ページ中頃に黒のインクが多すぎる4ページがありますね。ハイ! それが僕の担当ページです! 黒のインク多くてスンマセン!

・1ページ-1コマ目
個人撮影の風景ですね。モブといえばガヤのセリフですよ、やっぱ。
「ちか笑いすぎっ! 逆にコワイからっ!!」のセリフは木下しずか。ライブの観客シーンなどからおそらくそこそこに仲が良いのではいかと思える木下/島/野島の絡み。
「んで週刊誌にさー」のセリフは飯田慶子。噂好きの設定から。
「えっ、NBAに移籍?」は中島信代。飯田慶子への反応とバスケットボール部員という設定から。

・1ページ-2コマ目
出席番号順に撮影を待っている風景ですね。
「麺の焼け具合ってブレイカーの電量でー」は三浦一子。アキヨのモノローグで隠れていますがこの下に居るのは真鍋和。1期の1年時、1年3組のクラスメートとして焼きそばを作ったシチュエーションから。
「まつたけの里の論争ってさー」は苦し紛れですがページ外の土屋愛が矢田ますみに向けて。修学旅行の新幹線内で土屋愛か矢田ますみが平沢唯からまつたけの里を貰ったと思われるシチュエーションから。

・1ページ-3コマ目
左に松本美冬がいますね。美冬はやはり超可愛いですね。

・1ページ-4コマ目
野島ちかが1コマ目より撮影を終えて美冬の元へ駆けつけていますね。
ちかと美冬が二人揃うと、、、俺が喜びますね。

・2ページ-1コマ目
野島ちかは当初ファン間では「腰巻ちゃん」と呼ばれていましたね。
夏服はもちろんブレザーを着ません。22話の3年2組の教室でのシーンなどを見るとブレザーを着ずにカーディガンを着用していますね。
つまり正確に言うと「腰巻ちゃん」ではなく「ブレザーを着ないちゃん」ですね。
野島ちからしさを優先し、ここでも脱がせました。
…と思ったら21話は終始ブレザー着てたよ! しまったー!! 矛盾あったー!!!
ついでにいうとブレザーを巻かせるとはファン失格だー!!

・2ページ-2コマ目
ストロボのイラストですね。

・2ページ-3コマ目
宮本アキヨ本という土俵で松本美冬に長台詞を喋らせるのは自分くらいでした。
自分が普段、写真を撮ることについて思う雑感を代弁してもらいました。

・2ページ-4コマ目
写真って「事実を証明するための道具」って思うんです。

・2ページ-5コマ目
「こんなことがあって、楽しかった」って思い出を人に伝えるとき、言葉だけじゃなくて写真あった方がいいじゃないですか。
伝えられる側もその思い出を言葉による感想と、視覚による事実として認識したいって思うんです。
言葉で伝え、写真で見せることで、いろんな人とその時の感動をより深く共有できるんじゃないかなーって。

・2ページ-6コマ目
20話ライブから宮本アキヨが軽音部へ声援を送ろうとして、恥ずかしさからためらったシーンですね。
行動や発言を残したがるのは、人間がいろんな人との共感を求める生き物だからだと思います。

・3ページ-1コマ目
本ッ当、急に振りましたね、話題。
この行動は自分の友人がモデルです。人間ウィキペディアみたいなヤツがいて聞いた質問には的確に応えてくれるんですが、説明してる方もテンション上がっちゃって「うっおー俺今イイコト言ってる! 他のヤツにも聞いてみよーっと!」と会話に全く参加してないクラスメートに同意を求める素敵なヤツでした。

・3ページ-2コマ目
そりゃ急に振られてもアキヨも困るって話ですね。

・3ページ-3コマ目
美冬とちかです。

・3ページ-4コマ目
三浦一子の撮影を待つ木村文恵と佐々木曜子です、1期出演モブグループ。
佐々木曜子の視線の先はもちろんあの人です。
このシーンも矛盾ありますね。1ページ1コマ目で野島が写真を撮っていたならば「野島→平沢→巻上→松本→真鍋→三浦→宮本」という順序で回ってくるはずですが松本美冬がいつの間にか飛ばされてますね。
というのも当初、カメラマンに「宮本さん準備お願いします」とガヤらせたかったのですが、セリフだらけで画面多くなっちゃって騒がしくなったので削除したら時系列のことコロっと忘れました。
しまったしまった。

・4ページ-1コマ目
最終話のあのシーンですね。

・4ページ-2コマ目
最終話のあのシーンですね。
ここでも、野島松本と若干絡めることができて、自分は幸せです。

・4ページ-3コマ目
「そしてそれを記録しよう。10年後100年後にその記憶を誰かと分け合おう。」のセリフは、26話の唯の「ずっとずっと残っていくんだよ! 100年経っても残っていくんだよ!」を文字りたかったのですがうろ覚えで書いたので10年とかいう意味不明な数値を記載してしまいました。
本っ当、ごめんなさい。。。

・4ページ-4コマ目
人文字で「AKIYO」の5文字を構成しています。
なんでそんなシーンになったかというと、1コマ目と2コマ目あたりに寸劇を予定していたからです。
律「撮影? もっちろんOK!」
唯「ささ、真ん中、真ん中~♪」
宮「学園祭とか…、すごく…、面白かった!」
(一同青ざめる)
唯「律ちゃん! 私たちオモシロ人間扱いだよ! 珍獣だよ!」
律「フフフ…、ここはお嬢さんの期待に応えてあげようじゃありませんの! オモシロ人間として!!」
澪(私はやらないぞ! 巻き込むなよ!)
律「あー! でも抜け駆けは許さねーからな! オメーもオモシロ人間の仲間入りだー!!」

人文字AKIYO
という展開を。。。
やらなくて正解ですな。


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といった上記をアトガキおよび言い訳として記したいと思います。

漫画を描く上で非常に貴重な体験をさせていただきました。
主催者のけんほう様に重ね重ねお礼を申し上げます。
この本を手にとっていただいた方々にも、厚く御礼申し上げます。




とりあえず目下、上手になることを目指して頑張ります。
最終目標は、青春時代を終えた自分が一目見て若返ってしまうような、そんな青春の楽しさを表現すること。
頑張ります。